前頭洞
蝶形骨洞
篩骨洞
上顎洞
これらを総称して
副鼻腔と呼びます。
お鼻を取り囲むようにある、
8つの空洞のことです。
当院ではレントゲン撮影で副鼻腔炎かどうか判断しています。
場合によっては、ファイバースコープでお鼻の中を見て、さらに詳しく判断することもございます。
治療を継続していても症状がなかなか改善しない場合は、
CTやMRI撮影などのより詳しい検査をするために、総合病院へ紹介させていただくこともございます。
副鼻腔炎はお薬を数日間服用して、すぐに完治する病気ではありません。
継続的に抗生剤やお鼻の炎症を抑える薬の服用と、お鼻洗いやネブライザーをあわせて行っていただいております。
治療期間には個人差があり、2~3ヶ月かかる場合もございます。
治療を継続していると、少しずつ症状がなくなってくるので、
副鼻腔炎も完治したと思われがちですが、実はそうではない場合がほとんどです。
再度レントゲンを撮り、
医師が「治りましたよ」と言うまで治療を継続することが大切です。
お仕事や学校、その他の事情で、治療を継続することは大変だと思いますが、完治に向けて頑張っていきましょう。